過去を知ることは自らを知り、
未来を定めていくこと。

明治期から昭和期にかけて集められた様々をデジタル史料・資料化

時間的、地理的、社会的制約の下、

その個人の信条、価値観に基づいて

集められ、愛でられ、そして残されてきた様々を、

タイムカプセルを開ける様に、ここでデジタル公開。

数百年以上もの時を経て残ってきた史料もあり、

そうした史料・資料、関連する状況、環境を含めて保存し、

専門家の研究への一助を目指すだけでなく、広く一般の方にも

デジタルアーカイブという形で公開することにより、

今この時がより豊かに感じられることを願って

この文庫を開設するものです。

ここでものを思い、日々を過ごした者達の集積を振り返ることは

今の私達を知り、これからを考える礎となる、と信じて。

廃棄と新造の流れの中で消滅せずに残った諸々から

底流にある価値観、美意識を感じ取っていただけたら幸いです。

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自分は何者か。
何故ここにいるのか。
いかなる存在となるべきか。